メタボ

メタボリックシンドローム

『メタボ』という言葉は近年、急速に広まり、太っている方の代名詞のように使われることも多くなりました。

【内臓脂肪の蓄積】によって「高血圧」「高脂血症」「高血糖」などの生活習慣病が起こりやすくなっている状態を『メタボ』=メタボリックシンドロームといいます。

このメタボリックシンドロームは、別名『内臓脂肪症候群』といいます。

私たちの体内の脂肪には、大きく分けて2種類あります。

皮下脂肪と内臓脂肪です。

皮膚の下に付いていて、外側からつまめるものが皮下脂肪。

内臓のまわりについているのが内臓脂肪。

外見では、おなかがポッコリと突き出ている方は、内臓脂肪型肥満と考えられるでしょう。


この内臓脂肪の細胞が、高血圧や動脈硬化、糖尿病のリスクを高める点が問題視されているのです。

そして、この3つが重なって発症しやすいのも注意が必要です。

逆に言えば、メタボリックシンドロームを予防・改善することで「高血圧」「高脂血症」「高血糖」を予防し、その先の動脈硬化を防ぐ、ということにつながります。

将来の自分たために、またはご家族のために、内臓脂肪について考えてみましょう。