膝の痛み

関節炎とは

関節炎とは、関節に炎症を起こす様々な症状のことを言います。

外傷以外の、全ての関節の炎症の総称です。

状態や症状は根本原因の病気により異なります。

 

長期的な使用や繰り返される関節への刺激によって、クッションとしての役悪のある軟骨がすり減ったり、変形したりする病気で、膝が一番なりやすいです。立ったり座ったりの動作に加え、年齢とともに筋肉が衰えると、膝への負担はとても大きくなります。

膝の痛み

膝の痛み

膝の痛みは、最初のうちは湿布薬などを張ると痛みが抑えられますが、実際は軟骨がすり減ったりかけたりしていくので、どんどん症状が悪化していきます。

 

痛みが強くなると歩かなくなって、さらに筋力は弱くなり症状が進んでいくという悪循環になりやすいので注意が必要です。重症化した場合は、外科手術が必要になります。


安静時には痛みはないため、歩くことを苦痛に感じてしまうようです。すり減った軟骨は、再び元に戻ることはありません。早い段階で予防していくことが重要です。

関節を動かさずにいると、周りの筋肉が衰えて可動域が狭くなるので、痛みが起きやすくなります。

 

それと、関節を冷やすと周囲の筋肉などがこわばって血流が悪くなるので、なるべく温めたほうがいいでしょう。サポーターなどもおすすめです。その際はきついと圧迫されてしまうため、きつすぎないものが良いでしょう。

変形性膝関節症の症状が進行すると、膝のまわりの血液やリンパ液などの循環が悪くなり、筋肉や関節が硬くなります。このため、疲労物質がが溜まりやすくなるので、体内の循環を良くするために、お風呂に入って体を温めることをお勧めします。ただし、炎症がひどく腫れている場合などは、炎症を抑えるために部分的に冷やしたほうがいいです。

関節炎にかかりやすい人

関節炎にかかりやすい人は、肥満であったりO脚であったりという要因を持っている人が多いようです。

体重が増えれば、当然 膝の負担も増加します。特に階段の昇り降りは負担が増加しますので、痛みがある際は階段はなるべく避けましょう。筋肉の減少を避けるには、階段よりも平坦な道を歩行するほうがいいでしょう。

 

また、激しいスポーツや肉体疲労で膝に負担がかかりすぎると、変形性膝関節症になりやすくなります。

ウォーキングやストレッチをしっかりするのがいいでしょう。痛みが強い際は、無理せずに専門家の診察を受けましょう。

関節炎にかかりやすい人

スポーツと膝の痛み

スポーツによる膝痛との付き合い方

スポーツによる膝痛との付き合い方

膝痛を抱えていても、運動を続けたいという気持ちは、ランナーやサイクリストには強いようです。しかし、膝痛の原因は前十字靱帯など、膝を動かす靱帯であるケースが多く、治るまで時間がかかるうえに、慢性化しやすいものです。

 

まずお勧めするのは、膝をサポートしてくれるスポーツタイツや薄手のサポーターです。走るときには必ず着用してください。膝痛サプリメントも流行りです。


可能であれば、整骨院で治療を…。

できれば、整骨院に通っていただき、電気治療とマッサージをしてください。電気治療器は筋肉を緩め、痛みを緩和してくれます。また、膝にかかわる筋肉を緩めることで、痛めている靱帯や筋肉の負担を軽減してくれます。自宅でできる対策としては、膝周りの靱帯や筋肉を膝を曲げた状態で軽く上げ下げしてみるのもいいでしょう。少しずつ、足にゴムチューブをかけて負荷をかけ筋力強化するのも、効果的です。ただし絶対に負荷は弱くしてくださいね。逆効果になります。

 

運動の前後には膝周りのストレッチをしてください。

もちろん、運動の前後には膝周りのストレッチは入念にお願いします。フルマラソンなど長距離を走る際には膝が痛くなるでしょうから、痛くなる前に定期的に屈伸をしてください。その他、筋肉痛を和らげるために運動中にアミノ酸を取るようにしたり、バランスの良い食事に気を付けることも長期的には大切です。

スポーツタイツは治った後でも、使用したらよいでしょう。ケガの予防や、疲れが残りにくかったり、筋肉痛になりにくいと思います。また、精神的にもお守りのような役割も果たしてくれています。長距離を走る場合の屈伸も効果が明らかにあるので続けてください。

ご遠慮なくお電話でご相談ください。047-458-3912 八千代市の整骨院「みうら整骨院」まで