イチジク(無花果)の栄養価と効能
●水溶性食物繊が豊富
イチジク(無花果/いちじく)の栄養価と効能
イチジクは水溶性の食物繊維であるペクチンを豊富に含んでおり、腸の活動を活発にさせ、便秘に効果 があります。
●豊富なミネラル
カルシウムや鉄分など、血や骨の素となるミネラル分をバランスよく含んでいます。
●高血圧の予防にも
カリウムは身体からナトリウムを出す働きがあるため、高血圧症の方によいとされています。
●消化促進と二日酔いの予防にも
イチジクにはフィシンなどの酵素が含まれており、食後に食べると、消化を促進させてくれます。また、お酒を飲んだ後に食べると、二日酔いにもなりにくいとも言われています。
原産地がアラビアと言われるいちじくは、古来より重宝されてきた果物です。旧約聖書の中では、アダムとイブが体を隠したのがいちじくの葉であったとされていますし、古代ローマでは「不老不死の果物」と呼ばれています。トルコにいたっては「聖なる果実」とされています。
このいちじくが日本へ伝わったのは江戸時代とされています。